東京都警備業協会の取り組み

東京都総合防災訓練への参加

【車両移動訓練】
乗り捨てられた車両を速やかに移動して、緊急交通路を確保するための訓練の様子

 東京都警備業協会では、警視庁等、会員警備会社と災害発生時の支援協定を結び、 万が一の時は連携し、皆様のお役に立てるよう日々訓練を行っております。
 今年も防災の日を前にした8月30日、都内各所で行われた東京都総合防災訓練に参加しました。

◎ 震災時、道路の混乱や危険を防ぐため、車両を使って避難することは、東京都震災対策条例により禁止されています。震災時一般道路を通行していたドライバーは次のように対処しましょう。

  1. 交差点を避け、左側に寄せて駐車しましょう
  2. 近くに駐車場や空き地がある場合は、そこに駐車しましょう
  3. 緊急通行車両が通行できるよう道路の中央部をあけましょう

 この日の訓練では、他にも緊急交通路を確保するため、協定を結んでいる警備会社の警備員が交差点で交通誘導にあたったり、帰宅困難者の避難誘導、負傷者の搬送といった様々な事案を想定し行われました。

◎ 震災時、救命・救助・消化等で活動する車両を最優先で走行させるための緊急交通路が指定されています。緊急交通路となる道路にやむを得ず駐車して避難する時は次のことに留意しましょう。

  1. エンジンを切って、エンジンキーは置いて行きましょう
  2. ドアはロックしないようにしましょう
  3. 火炎を引き込まないように、窓は閉めておきましょう
  4. 貴重品は、車内に残さないようにしましょう
【交通誘導訓練】
緊急交通路に指定された道路が通行禁止となり、誘導する訓練の様子